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映画「ベストセラー」鑑賞

大統領選があったからというわけではないですが、
何かとアメリカのことが気になる今日この頃です。

個人的には、初めて訪れた国がイギリスだったし、
どちらかというと古くて、歴史があって、味のあるものが好きなので
海外といえば、ヨーロッパに惹かれる傾向にあり、
なかなかアメリカに目がいっていなかったのですが、
ここ数年、『PEANUTS』のお仕事が増えて、
コミックを読めば読むほど、時代背景やカルチャーについて
もっともっと知りたくなるわけです。

また、それと同時に、近頃、物語が生まれる瞬間というか、
物語を生み出す人の頭の中を知りたくて、
村上春樹さんのエッセイをちょこちょこと読んでいるのですが

 『遠い太鼓』
 『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです』
 『やがて哀しき外国語』←いまこの途中


そうするとやはりアメリカ文学やジャズがチラチラと、
いや、結構ガッツリと出てくるので、
そうするとやっぱりアメリカのことをもっと知りたいなあと思うのでした。

そんな気分の私にぴったりな映画が上映されていました。
アメリカが舞台の映画「ベストセラー」です。

ちなみに原題は、「Genius」。

どちらにしても、英語のタイトルなのにな(だから原題のままでもよいのでは?)とも思うのですが、
ベストセラーのほうが、本の匂いがしますよね。
だから選ばれたのかなあ。

でも、「Genius」の方が1人ではなく2人(編集者と作家)を指しているような気もして、
いいなとも思うのですよね。

タイトルを決めるのって難しいですねえ。
本のタイトルを決めるときもいつも思うことですけど。

さて、こちらの映画

アメリカの名編集者パーキンズと小説家トマス・ウルフの交流を描いた物語で、
演じるのは、コリン・ファースとジュード・ロウ。
「あれ、アメリカが舞台なのに、コテコテにイギリス人俳優を使うのね」
と思うのですが、
監督がイギリスの舞台演出家マイケル・グランデージだったからなのかなと。


個人的には、どちらの俳優さんも大好きなので、
余計に見たかったというのもあるんですけどね。
ジュード・ロウの愛人役に、ニコール・キッドマン。
うん、キャスティングはいい感じです!


コリン・ファースたちは、アメリカ人を演じているので、
2人が話している英語は、いつもと少し違います。
それがなんかくすぐったい気もしますが、いい映画でした。

といっても、時代が1920年代だからか、
そんなに私たちが今聴き慣れているアメリカ英語っぽくはないです。
アメリカ人やイギリス人にはどう映るのか気になります〜。


さて、こちらの編集者パーキンズ。

ヘミングウェイ
スコット・フィッツジェラルド
トマス・ウルフ
など、偉大なる作家を見出したという名編集者です。

映画によると、仕事ばかりして家族は寂しい思いをしたようですが。
でも家族にも愛されていました。

物語を生み出すということ。
才能ある作家と出会える奇跡。そして見出す奇跡。関わりあい方。

一方、作家は驕らず、創作し続けることの難しさ。
嫉妬と羨望。

二人に共通するのは、友を信じきる勇気。
そして自分を信じること。

私も創作の現場に関わっているので
いろいろ感じるところがありました。


上映時間が意外と短めだったからか、
あっという間に時間が過ぎ去っていきました。
映画自体は、わりとあっさりと描かれているので、
原作本は、どうなのか気になります。

ちなみに原作のタイトルは、『Max Perkins: Editor of Genius』。
日本語版も草思社文庫から出ているそうです。
ふむふむ、読んでみよう〜。
英語版に挑戦したいけど、難しいかなあ。

気になる方はぜひ映画、見てみてください〜。
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by achainlondon | 2016-11-21 17:17 | 散歩

明日18日終了! 台湾で開催中の「一筆箋展」

9月に大阪のオソブランコさんで開催されていた「一筆箋展」ですが
11月5日から、台北・RETRO印刷JAMで開催されています!

台湾好きとしては、「今行かずに、いつ行くのだ?」という気分でしたが、
現実は、なかなかそう簡単にもいかず、日本から、
「私のクマが、一人でも多くの台湾の人の手に届きますように〜」
と、念を送っておりました。

そうしたら! その願いが届いたのか、なんと、売り切れていたそうです〜。
わー嬉しい。
(単純に、もともと点数が少なかったという可能性もありますが…)

ちょうど、友人が家族旅行で台北を訪れていて、
共通の友人が台北に住んでいるので、
みんなで会ったそうなんですが、
一緒に「一筆箋展」に行ってくれたんですって!
貴重な旅の時間を、私のために使ってくれて本当に感謝。
それで、売り切れてたよー! って教えてくれました。
わざわざ行ってくれたのに申し訳ないと思いつつ、
でも嬉しいレポートでした。

さて、台北の方にも受け入れていただけたという「クマ一筆箋」
オソブランコ×レトロ印刷JAMver)。

私も仕入れたので、12月の個展Marketで販売しようと思っています。
お近くの方(でも、そんな方はなかなかいないと思うけど)、
ぜひぜひ見に来てくださいね〜。

ものはこちらです〜。
ぜひ折りたたんで使っていただきたい。


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あと東京・高円寺のハチマクラさんでも、お取り扱いしていただいているそうですが
もともと点数が少ないので、もうないかもしれないです。

台北の一筆箋展の模様は、旅するイラストレーター
「砂糖時光」のFacebookページにアップしています。
(砂糖時光メンバーの吉田磨希ちゃんと私の2人が参加しているので)

気になる方は、ぜひのぞいてみてくださいね。
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by achainlondon | 2016-11-17 11:47 | ものづくり

個展「Market」開催(神奈川・相模原)

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9月に、「ほぼ」地元の神奈川県相模原市で開催した個展が
ギャラリーの方に気に入っていただけて、
12月にも、同じ相模原で、個展を開催することになりました。
わーーーー! ありがたい〜。

毎年、この時期は編集の仕事がてんこ盛りなのですが
今年は緩やかで、絵を描く時間が十分にあるので、
毎日ちょっとずつ描いております。
(作品の一部は、インスタにアップ中)

さて、そんな次回個展のテーマは、Market。

私は、ロンドンに行くと、
食で有名な「バラマーケット」や「ブロードウェイマーケット」、
そしてお花で有名な「コロンビアロード・フラワーマーケット」など、
マーケットをのぞくのが好きです。
ファーマーズマーケットや蚤の市、カーブーツセールなんかも!

今回は、そんな過去に行った思い出のマーケットの
1コマを絵にしようと思います。
ギャラリーで見ていただく人たちにも、
マーケット見物に来ているような気分で見ていただけたらと。

あと、ドイツのクリスマスマーケットも行ってみたいな〜という願望をこめて、
クリスマスのモチーフもちょこちょこ描こうと思っています。
でも、まだこのDMの「ミンスパイ」しか描いてないですけど。
ミンスパイは、イギリスでの私の思い出の味です。

食べ物の絵といえば、今精力的に描いているのが、パン!
自分自身、パン好きだからか、
パンを描くときは、自然と力が入ります。
「美味しそう〜」って思ってもらえるパンを描きたいんです。

でもその世界にどっぷり浸かっていると
今度はリアリティから離れて、クリエイティブなことがしたい!
となって、クマのストーリーを描いています。
最近は、そんな日々です。


こちらの展示の在廊日はまだ決めていないのですが、
事前に連絡いただければ、
いるようにしたいと思いますので、ぜひご一報ください〜。
私のウェブサイトに連絡先が載っています。

でも、なかなか都内から来ていただくには不便な場所なのですけど…。

▼(金)〜(日)しかオープンしていないので、ご注意ください。

以下にも書いてありますが、12月18日は、クリスマスコンサートを開催します。
(参加費2000円。軽食付き)


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by achainlondon | 2016-11-16 16:45 | ものづくり

Tumblrはじめました

流行りに乗って(といっても、決して早いわけではなく、後発隊ですけど)
Tumblrはじめました〜。

Asako Aratani ILLUSTRATION

こちらは、ポートフォリオのためのページです。
ちょっとずつ作品をアップしていきます。
外国の方にも見ていただきたいなあと思って、英語で書いています。

同じ理由で、インスタも英語で書くようにしているので、
ちょっとずつ英語で書くのが習慣になってきました。
そうすると、自分の苦手な部分やクセに気づきますねえ。

そして、インプットされているけど、
アウトプットする機会がなかった(あるいは、単純にとっさに出てこない!)単語を
ライティングだと、使ってみようかなと思いつくので、
単語が定着しやすくなり、よいような気がします。

まとめると、私が利用しているSNSは以下です。

●Tumblrは、ポートフォリオページ。イラストのみです。
http://asakoaratani.tumblr.com/

●インスタは、旅先のスナップや訪れた展覧会、今描いている絵をアップしています。
写真メイン。
https://www.instagram.com/asakoaratani/

●このブログは、仕事の報告と、そのほかとにかくいろいろ書きたくなったときに。
文章メインです。

●ついでに、HPもザクッと、リニューアル。
ここが基地みたいなもので、プロフィール紹介とSNSの一覧があります。
http://www.asakoaratani.com

興味がある方は、のぞいてみてくださいね〜。
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by achainlondon | 2016-11-14 11:23 | ものづくり

『レタスクラブ』スヌーピー新連載スタート記念の対談

スヌーピー関連のお知らせが続きます!

雑誌『レタスクラブ』では、11月10日号より、
新連載「with SNOOPY!」が始まります。

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連載は、放送作家でエッセイストの山田美保子さんと、
イラストレーターの平澤まりこさんが交代で担当。
1年にわたって、好きなコミックを紹介していくそう。

このたび、この連載を記念した対談が行われ、
私は、インタビュアーとウェブ記事の執筆を担当しました。
スヌーピー好きの方、山田さんと平澤さんのファンの方、
ぜひぜひ読んでみてください。

http://ddnavi.com/news/332939/a/

年上の方に、こんなことをいうのも失礼かもしれないのですが、
山田美保子さんがあまりにもかわいくって、
同じ女性として、いろいろ反省してしまいました。はは。
スヌーピーの思い出を語っている時の山田さんは、
過去の恋愛話も飛び出し、それはもう乙女でした。

エッセイストやコメンテーターとして、ズバッと鋭く分析されているイメージでしたが
かわいらしい部分と両方持ち合わせているなんて、素敵すぎます!
かっこよくって、かわいらしい女性。
私もそんな女性を目指したいです!

平澤さんは、10年以上前から、
憧れのイラストレーターさんとして見ていましたが、
今回、お会いして、長年活躍されている秘密をのぞけた気がしました。
しかも! 前に会ったことがあるのを覚えてくださって。

今『MOE』で連載されている小川糸さんの小説「ミ・ト・ン」の挿絵を
平澤さんが描かれているのですが
それが銅版画のようなタッチがあって、素敵なんですよ!
早く1冊の本にならないかな〜と思って、毎号読んでおります。

そんなお二人の対談。
お忙しいお二人なので、限られた短い時間でしたが、
中身の濃いとても楽しいひとときでした〜。
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by achainlondon | 2016-11-11 10:14 | 本づくり

スヌーピームック(集英社)発売!!

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毎年(たぶん今回で4回目くらい)携わっている、
集英社発行のスヌーピームックが今年も発売になりました〜。

いや〜、毎回「今回の付録は、ほんっとにかわいい!」 と言っていて、
実際、昨年のものも、ジム通いに活用中なのですが
(なんて言っても、肝心のジム通いは、
出不精の私にはできたりできなかったりですけど)
今回の付録は、"旅好き"の私の心を鷲掴みです!

まずは、豪華トラベルバッグが、L1つ、M1つの計2個付いてくる〜。
表紙に載っているやつね!

そして、もう1つ。18カ月のカレンダー!
こちらも表紙の下の方に載っているやつです。

どちらもこちらのサイトで、見ることができます!


カレンダーは私も制作に関わっていて、絵柄のセレクト等を担当しました。
担当者が自分で言うのもなんですが、とてもかわいく、
そして、おしゃれに仕上がっている〜とお気に入りです。

そして、トラベルバッグは、先日の関西旅の際に活躍しました!

バッグやスーツケースの中を小分けにできるのはもちろん、
取っ手がついているのが意外と便利で、
お風呂場や洗面所に持っていく際、そのまま持っていくことができて、
使いやすかったです。温泉とかでも活躍しそうですね〜。

私は、次の海外旅行に、連れて行くのが楽しみでなりません。
(まだしばらく予定がないですけど……)

関係者だから言うわけじゃなくって、本当にかなりしっかりしたつくりになっていて、
とても付録とは思えないアイテムです。
スヌーピーファンの皆様、どうぞお見逃しなく!!

★こちらのムックが気になった方、詳細はこちらからどうぞ! >>
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by achainlondon | 2016-11-07 16:30 | 本づくり

大阪&京都に行ってきました

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来年の展示の打ち合わせを兼ねて、大阪、京都を訪れました。
写真は、そこで見つけた心躍るもの。

上から時計回りに

網代幸介さんの個展@ondoで購入したzine『Reinette』、

●行ってみたかった本屋さん、誠光社で見つけたマメイケダさんのカレンダー、

●友人で、砂糖時光メンバー、吉田磨希ちゃんの個展「LOOP」、

メリーゴーランド京都で見つけた松田奈那子さんの新刊絵本『わたしは ねこ』

です。



網代さんとマメイケダさんの絵を見るのは初めてだったのですが、
すっかーーーーり虜に。
網代さんの絵は、うっとり見惚れちゃうし、
マメイケダさんの絵は美味しそうな上、絵の横に書かれているコメントがおかしくって!


吉田磨希ちゃんは、
まっすぐまっすぐ誠実にイラストレーターとしての道を歩んでいる方。
すでに十分、独自のワールドを確立しているけれど、
個展をやるたびに、何かにチャレンジをしていて、
今回ハマったという毒きのこワールドについても、とても楽しそうに教えてくれました。
その無邪気さが美しいなあといつも思います。

彼女が描く作品は、そこにいつも物語があり、アニメーションのように
今にもキャラクターたちが動き出しそうな気配が漂っているのも魅力。
今回の展示作品からも、2〜3冊、絵本を作ることができそうです。


松田奈那子さんの絵本は、
「kukkameri」の相棒の内山さつきさんが
編集者として、手がけたものです。
松田さんの絵本は、これまでにいくつか拝見していますが
個人的にはこれが一番好き!

小さい頃から、ねこやいぬが身近にいた人なら
きっと誰もが共感するであろうストーリー。
絵としては、どことなく英米の絵本の匂いが漂い、
それでいて、日本らしさもちらちらと見えてきます。

その上、洋服の柄や髪の毛の1本1本まで、
松田さんがとても楽しそうに描いているのが伝わってきて
ディテールを見るのがとても楽しいです!


そんな刺激的な関西滞在でした。

その他、20代からの友達や、何かと不思議なご縁を感じる可愛い姉妹など、
友達との再会も果たし、とても楽しいひとときでした〜。
パワーをいただいたので、この秋・冬取り組みたいプロジェクトに没頭したいと思います。

あ、でも、引き続き、ちょこちょこと秋の芸術散歩には出かけると思いますけどね。
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by achainlondon | 2016-11-06 10:08 |